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2009年5月

週末日記(5/24)

日曜日は師匠のレッスン。『峠の我が家』の2~3keyで移調練習をした後、『Mack the knife』へ。またもやコードトーンを意識したフレーズでアドリブ。その後、師匠より色々アドヴァイスを受け、四分音符中心、八分音符中心、スケール、三連などのフレーズで試したりする。アイデアが拡がりますなぁ。自分でフレーズを創造する作業は結構楽しいですね。リズムパターンだけを覚えるという発想は納得致しました。アドリブの醍醐味を垣間見た瞬間でございました。notes

レッスン時、何と!G♯のキーの不具合が発見。wobblyいよいよ楽器が悲鳴を上げてきたようです。練習をしたいがために1年強も調整に出していなかったので、いいタイミングかなと。up

翌日(月曜日)、会社帰りに大久保の某楽器店に調整しに行ってきました。今回は、先日テナーの大先輩M氏に教えてもらった楽器店でリペアをしてもらう事にしました。ここは以前、自分が今のサックスケース(BAM製のトレッキングタイプ)を購入したお店です。早速楽器を診てもらい、置いていきました。約2週間の入院…hospital あぁ、暫く練習できない…crying

帰りにもう一件楽器屋に訪問。その楽器屋で売ってた、Dave Guardalaのシルバーのテナーを試奏しに行きました。Guardalaのテナーも、シルバーのテナーも吹くのは初めてでございました。shine

割とカッチリとした音色でビックリ。高音のピッチが安定してて、太いですね。先週吹いたBlanced Actionとは違い、クッキリした音が出ます。音の抜けもいいですね。以前、
Branford MarsalisがGuardalaを吹いてたかと思いますが、あの音色ですね。印象は。fuji
クラシックの曲とか演ったら、いい感じかも。note

この日はリンクのNYモデルで試奏したのですが、自分が持っているラバーでも試したい
感じですね。

価格は、同じ棚にあったアメセルのMark ⅥやBlanced Actionに較べたら、メチャクチャ
安かったですが、コストパフォーマンスはいいような気がしますね。sign01

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かっちょぇぇっっつ!!クラシックサックス!!

アリア アリア

アーティスト:須川展也
販売元:エイベックス・クラシックス
発売日:2008/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日実家の両親から突然連絡があり、このライブに誘われたので、行ってきました。なんと、あの須川展也さんのライブです!普段大きなコンサートホールしか演奏しないというイメージがありましたが、この日は原宿にある小洒落たレストランで観る事が出来ました。PAなどの音響設備無しの完全生音ライブでした。編成はピアノとのDuo!しかも、このプログラムはフランス料理のコースとセットになっているプログラムです。restaurant何とも贅沢な企画でございました。wine

メンバー、及びセットリストは以下の通り。超絶技巧系と朗々と歌い上げる系を織り交ぜた、観るものを飽きさせない内容でございました。この日は、アルトとソプラノの割合を、大体、半分半分位で演奏されてました。

須川展也(as、ss) 小柳美奈子(pf)

1.カッチーニ『アヴェ・マリア』

2.バッハ『半音階的幻想曲』

3.サン=サーンズ『あなたの声に心は開く』(サムソンとデリラより)

4.佐藤聰明『ランサローテ』

5.ミヨー『スカラムーシュ』

6.ジミー・ドーシー『ウードルズ・オブ・ヌードルズ』

【アンコール】

7.ピアソラ『アディオス・ノニーニョ』

8.ピアソラ『リベルタンゴ』

クラシックの人とジャズの人のサックスの吹き方は全然違うというのは頭ではわかってはいますが、こうまで違うとは… とてもいい刺激になりましたね。note

ジャズのサックス奏者でクラシックの小曲を吹く人も最近はチラホラ出てきて、聴いてはいますが、その感じとも全然違います。ジャズ奏者が演るクラシックはやはり「ジャズ的」な色がチラホラ見えます。やっぱ、クラシック一本でやってきてる人の奏法は「クラシック」ですね。年季が違います。fuji

しっかし、須川さんは本当に凄いっ!指捌き一つ見ても、低音部から高音部まで全く穴が無いです。低音部で小指を使う所なんか(要は、低音C♯以下の音使い)、本当に見事に指が動くし、喉も対応できてる。ピッチも全然狂わない。shock

ピアニッシモも息がしっかり入っていて、とても豊かな音色になっています。
ピアニッシモでも音の太さを感じるという所はショッキングでした。ビブラートもクラシックならではの細かいビブラート。shine

『アヴェ・マリア』のような単純なメロディーの曲も演奏しましたが、本当によく歌い上げてます。如何に自分が超いい加減な練習をしていたというのが嫌と言う程、痛感させられましたね。スタンダードのテーマも情感を込め、歌い上げないといけないです。notes

強烈なのは、アンコール前の最後にやった、1940年代のスイングアルトの天才、Jimmy Dorseyの曲をやった所です。凄いっすよ。この人。shock

以下、別の演奏家か演奏した『Oodles of Noodles』。そして、その下が、Jimmy Dorseyご本人による別の曲の演奏。須川さんの映像は貼り付けられませんでした。Jimmy Dorseyは、Charlie Parkerにも影響を与えたお人です。彼らの超絶技巧っぷりをご堪能あれ。spa

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近藤和彦『Substance』

サブスタンス サブスタンス

アーティスト:近藤和彦
販売元:3d system(DDD)(M)
発売日:2009/04/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日、待望のこのCDを購入いたしました。数々のビッグバンドでリードアルトを吹いていた方が、小曽根真さんプロデュースを引っさげて満を持して、ソロアルバムデビューです。note

アルトソロ有り、ピアノとのデュオ有り、トランペットとの2管トップ物も有りと、尚且つ曲調もハードバップ有り、フラメンゴ有り、ラテン有りと、贅沢な一枚に仕上がっております。shineしかも、全曲オリジナル。happy01

各曲が強いキャラを持っているのにも関わらず、アルバム一枚として纏まりがあるのが不思議です。先日購入したBOZO(津上研太氏)のアルバム同様、何故かアルトの人のアルバムは、意欲的なコンセプチュアルアルバムが多いですね。最近。note

ビッグバンドでの演奏を何度も見た事がありますが、音色のタイプがもうちょっと違った印象がありましたね。ビッグバンドの時はもうちょっと華やかだった印象がありましたが…?クールで乾いた音を出してらっしゃいます。snow(ジャケ写真を見ると、セルマーラバーのマッピとブリルハートのリガチャーで、モロKenny Garrettセッティングでしたね。)

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週末日記(5/16・17)

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週末はいつも通り練習しまして(練習メニューはGW中とほぼ一緒)、日曜日はレッスンでした。また『Mack the knife』をコードトーンを中心にアドリブ。コード間を上手く繋げる練習でした。Ⅴ7の箇所で色々な音の使い方を教えてもらった他、メロディックマイナースケールのとても深~い可能性について勉強させれられました。happy01

例えば、Dm7-G7-CM7と進行する所で、Dm7-A♭m7-Em7で使えたりとか… あと、この日に別の本を見て発見してしまったのですが、メロディックマイナーを4度から始めて吹くと「リディアン7th(G7(#11))」になり、7度から吹くと「オルタード」になるようですね。12keyで自由に吹けるようになったらもう怖い物無しですね。happy01

あと、マイナーではないですが、G7上で「AM7」を吹くと、G7にとってのテンションになるようですね。

単純なコードの曲でも、これだけ奥深く練習する事が出来るというのは驚きです。やはり、一曲一曲大切に練習しなければ…(汗)

複雑なスケールやらを見ると、ついつい辟易してしまいますが、実は普段の単純なメジャー・マイナーの練習に知らず知らずの内に含まれているのですね。これを意識して練習するのとしないのでは大きい差がありそうですね。sign03

ところで、レッスンからの帰り、少し時間があったので渋谷の国道246号線にある某楽器店へ向かいました。ヴィンテージ物がズラッと並ぶ中、生まれて初めてAmerican Selmerの「Blanced Action」を試奏させてもらいました。製造年は1950年代。お値段ナント「C百B十万円」sign03sweat02あるプロのミュージシャンが売却したんだそうです。note

早速吹かせてもらうと、その音色にビックリ。噂通りとても柔らかい音がします。これにラバーのマッピをつけたら、これで「君もMobley!!」なんだろうなぁ。しかも、今自分が使っているシリーズⅡ位パワーも出ます。楽器自体はシリーズⅡより全然小ぶりなのにも関わらずなのが驚きです。キーと管体の隙間もいい感じで狭く、とても指が廻り易そうです。recycle

今や、嫁さんも子供もいる中、これ程の出費は何十年も先になるとは思いますが、来るその時にこの楽器を持つにふさわしい演奏ができるように、コツコツやって行きますよ…penguin

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GW中の練習

遅いGW記録です。
GW中は家族サービス有り、サックス練習有り、映画有りと割と盛りだくさんでございました。ブログでは家族サービス以外の内容をアップデートします。up

連休中の練習ですが、割と纏まった時間、練習に費やす事が出来ました。基本練習メニューは以下の通り。1.ロングトーン 2.低音部のfinger buster 3.スケール練習+師匠教材のfragments 4.視唱+ソルフェージュ 5.『赤とんぼ』のany key移調練習 6.Major Ⅱ‐Ⅴ‐Ⅰフレーズ any key移調練習 7.minorフレーズany key移調練習 8.あと、おまけでdiminishとcombination diminishのフレーズの練習とか。note 

曲連は『Mack the knife』と『All of me』を練習しました。師匠教材の『All of me』のソロ部分の後半は3連フレーズとかもあって、結構タフなのですが、ジャズらしいフレーズが盛りだくさんで、とても練習し甲斐があります。まだまだ攻略には時間がかかりそうです…coldsweats01

それにしても、このBillie Holidayの『All of me』はかっこいいですね。テナーはLester Youngかなぁ…!?notes

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GW中に見た映画

[枚数限定ポスター] スラムドッグ$ミリオネア (SLUMDOG MILLIONAIRE) [DS] [枚数限定ポスター] スラムドッグ$ミリオネア (SLUMDOG MILLIONAIRE) [DS]
販売元:フェーマス サイン&ポスターズ
フェーマス サイン&ポスターズで詳細を確認する

連休の中日の夜、子供を寝かしつけ嫁さんの実家に預けてもらった後、この映画のレイトショーを嫁さんと観に行きました。先日アカデミー賞を受賞した作品です。

『クイズ・ミリオネア』を題材にした映画なので、最初はあまり期待をしていなかったのですが(映画とは関係ないけど、日本版『ミリオネア』に出演してるみの・もんた氏があまり好きじゃないので)、映画の中の『クイズ~』の位置づけはそれ程重要な物ではなく、割と楽しめた内容でした。happy01

皆さんもご存知かもしれませんが、ストーリーはインドのムンバイ(旧・ボンベイ)のスラム街に生まれた子供が世間のあまりにも大きすぎる荒波に呑まれながら逞しく成長し、ついにはあの『クイズ・ミリオネア』に出演し優勝賞金を獲得するという、一見ベタなストーリーではあります。gawk

しかし、クイズに全問正解を達成するには、不幸にもその回答を全て知ってしまう、それまでのあまりにも凄惨な過去がありました。クイズに回答するシーンにその悲惨な過去やインド社会の暗い影を織り込まれながら、ストーリーは展開していきます。pen

結末は言っては面白くないのでここまでにしておきますが、割と見応えありな作品だと思いました。監督は『Trainspotting』を撮った、ダニー・ボイル監督。アカデミーとは一見関係がなさそうな、単館系映画の監督です。slate

今回のアカデミー賞受賞の面々を見ると、ハリウッド以外の映画ばかりが取り上げられてるような感じがしますが、何となく最近のハリウッドの映画が面白くなくなってきたので、相対的に単館系、及び他国の映画に注目が行ってるのかなぁという気がします。ハリウッドには面白いのを作るスタッフがいなくなってしまって、みんなテレビドラマに行ってるんですかねぇ?(単純にpayの問題でテレビドラマに行ってるんですかね?日本は逆にドラマに人がいなく、映画にいい人材が行ってしまっているような気がしますが。)ここでも資本主義の論理がまかり通ってるかと思うと、少し切なく(勝手に)なってしまうのですが、こういういい作品が世に残るというのは一筋の光とも思えます。shine

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東京銘曲堂 Live at 高田馬場 Hot House

セプテンバー・ソング セプテンバー・ソング

アーティスト:東京銘曲堂
販売元:エム アンド アイ カンパニー
発売日:2008/03/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

長らくアップデートしてませんでしたが、書きたい事がいっぱいになってきたので、ドカーッと書きます。wave まず、昨日のライブです。

やっと観に行けました、念願の東京銘曲堂のライブ。しかも、高田馬場Hot Houseにて超至近距離ライブです。

メンバー: 川嶋哲郎(ts)、岡安芳明(g)、上村信(b)

最初、お店の張り紙に「夜9:00から入店できます」と書いてあったので、それ位の時間に行った所、さらに30分入れないとの事…coldsweats01 そこに立ち会わせた数名のお客さんと、なんと今回出演するミュージシャンすら入店できない状況になり、お店の向いにある喫茶店に時間を潰した後、ようやく入店。開演はなんと夜10:00~となりました。時間通りに始まらないお店って事は知ってたけど、10:00スタートはシンドイ。pout

まぁ、それはともかく。演奏は凄く楽しめましたよ。3人の音楽性が遺憾なく発揮されたステージでした。

<1st Stage>

1.『Like Someone In Love』

2.『Dear Old Stockholm』

3.『My One And Only Love』

4.『Straight No Chaser』

<2nd Stage>

1.『Shiny Stockings』

2.『枯葉』

3.『Strike Up The Band』

4.『黒いオルフェ』(アンコール)

昨年リリースされたアルバム『September Song』に収録の曲を中心に演奏されてましたが、今まで数々のミュージシャンの手垢が付ききっているスタンダードを、3人の匠が味わい深く料理しておりました。restaurant 個人的には『Dear Old Stockholm』と『Strike Up The Band』が好きな曲だったので、演奏していただけてラッキーでした。happy01

『My One And Only Love』は川嶋さんのサブトーンを聴かせまくったソロでございました。そういえば、昨日のライブでは、以前3月に観た彼のオリジナルQuartetの演奏に較べて、サックスの音量が凄く小さく、そしてほとんどサブトーンで吹いていましたね。やっぱり、バンドによって微妙に演奏スタイルも分けてるんですね。note

『Straight No Chaser』は3人共さすが!としかいいようがなかったですね。川嶋さんのソロは単純なブルージーなフレーズのモチーフを色んな形やリズムに変えて吹いてたのが印象的でした。岡安さんもバップフレーズが炸裂していて、なんとも幸せな気分になりました。spa

Count Basieの『Shiny Stockings』はコンボで聴くのは初めてでした。Basieのアレンジをそのまま演奏していました。Basieの静のピアノの感覚を川嶋さんがテナーで絶妙に表現をされていました。

『枯葉』は超スローテンポ。keyもオリジナルのG minorより全然低かったでした。ライブの後に当のご本人達に聞いたら、C minorで演っていたとの事でした。以前、練習セッションでスローな『枯葉』を練習して完全に轟沈した事があるのですが、やっぱ彼らは上手いですね。fuji

アンコールリクエストは『The Shadow Of Your Smile』にしたのですが、(このメンツで是非とも聴きたかった!!)リクエストが外れ、『黒いオルフェ』になりました。

ところで、岡安さんのギターは実は生で聴くのは初めてでした。彼のリーダーアルバム『No Regrets』や、テナーの山中良之さんと一緒に演ってる『Rhapsody』とかも凄く味わい深いアルバムなので、いつか生で聴きたいと思っていたのですが、ようやく実現できて良かったです。happy01

ライブ後、隣の席に座ってた方が(川嶋さんのお弟子さん)、なんと僕が住んでる所の近所に住んでいるという事が判明。帰りがけ、近所にあるジャズバーで飲み直しをしながら、サックス談義に花を咲かせました。川嶋さんのお話も色々聞かせてもらっちゃったりしました。happy01

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