« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

久方ぶりのアップデート

そういえば、先週調整に出していた楽器が戻ってきました。先日友人に薦めてもらった、大久保の某楽器店に楽器をピックアップしに行きました。penguin

試奏して確認をした後、色々こちらからの質問に答えていただきました。オクターブキー
も少し厚めのコルクを貼ってもらっちゃいました。そうしたら、オクターブキーを押した時の
反応が凄く良くなりました。happy01オクターブキーのタンポが破れてたみたいなので、そこは替えてもらいました。前に某I楽器にリペアに出したら、こんなに親切にしてもらわなかったのに…weep

リペア代を見て、その良心的な費用でビックリsign03今後はここにリペアを出す事に決めました。fuji

帰りにI楽器に立ち寄り、中古サックスの物色をしておりました。そうしたら、カイルベルスの銀色のSR90だったかな?それを発見しました。銀色のテナーで、トーンホールがカールしているモデルでした。

吹いてみたら、柔らかくも太い、良い音がします… この時はリンクのメタルで吹きましたが、これもラバーで吹いたら、さぞかし、いい音がするんだろうなぁと想像してしまいました。note

価格を見てビックリ… 通常新品で市場に出ている価格は、over 550k円といった感じだと思いますが、中古で380k円!こりゃ驚きです。やっぱ、カイルの中古って、お得感があるなぁ。tulip

追伸:  ボーナスが入るので、もう新しいマッピが欲しくなってしましました。coldsweats01 ちなみにそれは、この人が吹いているやつです。coldsweats02 

| | コメント (11)

ビッグバンドもいいのぅ!!

コンポジションズ コンポジションズ

アーティスト:村田陽一オーケストラ
販売元:ewe records
発売日:2009/04/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

スタンダーズ スタンダーズ

アーティスト:村田陽一オーケストラ
販売元:ewe records
発売日:2009/04/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日購入したCDです。この人のアルバムを聴くのはSolid Brass以来でしたかね。Solid Brassはモロにフュージョン、ファンク路線が強かったですが、これはジャズ&アブストラクト系が混じった感じでしょうか?この二作共、正統派と異端派な部分のバランス感が良くてとても好きなアルバムです。元々、Gil Evans Tributeというコンセプトで結成されたバンドだそうです。notes 村田さんのアレンジもモダン過ぎず、ビッグバンドが結構苦手…という人でも楽しんで聴ける内容のように思います。fuji

『Compositions』は村田さんのオリジナル曲を中心に扱われ、『Standards』はジャズのスタンダードが中心です。(スタンダードと言っても、Charles Mingusや、Ornette Colemen、Charlie Haden等の一癖ある曲ばかりですけどね。Mingusの『Boggie Stop Shuffle』は最高!!happy01

メンバーは、村田さんトロンボーンの他、津上研太(as)、竹野昌邦(ts)、山本拓夫(bs、fl)、奥村晶(tp)、松島啓之(tp)、青木タイセイ(tb)、三好功郎(g)、納浩一(b)、佐野康夫(ds)、岡部洋一(per)、萩原顕彰(hr)、次田心平(tu)と百戦錬磨のツワモノ揃いで、スタジオミュージシャン系、メインストリーム系とフリー系と混在したメンバー構成となってますsign03

皆様もお試しあれ。sun

| | コメント (2)

川嶋哲郎 Quartet at 六本木 Alfie(長文です)

哀歌/AIKA 哀歌/AIKA

アーティスト:川嶋哲郎カルテット
販売元:エム アンド アイ カンパニー
発売日:2008/11/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日久しぶりに行けました念願の川嶋哲郎Quartetのライブ。今年3回目の川嶋さんのライブ。ほとんど追っかけですな。coldsweats011月にも同じ場所で同じバンドを観に行ったのですが、ピアノが少し元気がなかったような演奏だったので、少し不完全燃焼感がありました。coldsweats02今回はアルバム『哀歌』と同様、ピアノに田中信正さんが参加されての白熱のパフォーマンスでした。wave

メンバー、及びセットリストは以下の通り。

川嶋哲郎(ts)、田中信正(p)、安田幸司(b)、菅原高志(ds)

【1st stage】

1.『Vega』

2.『Run way』

3.『Easy Living』

4.超高速循環(keyはわかんない…)

5.『Seven』

【2nd stage】

1.『Mai-Kai?』

2.『You must believe in spring』

3.『I love you too easily』 → なんと、お店に来ていたチカ・シンガーさんが飛び入り!4番の曲も披露してくれました。 

4.『But beautiful』

5.『Maelstorm』

6.アンコール『My one and only love』

この日は、やはりピアノの田中さんが参加したので、高速な選曲が多かったような気がします。1st stage 4番目の循環の曲なんか、超高速循環でした。川嶋さんの恐ろしいぐらいの音の洪水。waveしかも、美しすぎる位の高速タンギング。まるで機械でした。coldsweats01

かと思うと、チカシンガーさんが参加されて、歌伴に徹する曲なんかもとても美しいベースラインを吹いたりしておりました。note

今回はドラムスが菅原高志さんで、この日初めて聴いたのですが、古いスタイルの中にコンテンポラリーな部分もあって、とても聴いていて気持ちいいドラマーでした。今月末に初のリーダー作を発表されるようです。今後の活躍も楽しみな人でしたねー!

この日は以前Hot Houseのライブに行った時に知り合った、テナー吹きのご近所さんと一緒に行きました。この友達が川嶋さんのお弟子さんだそうなので、ライブ後の挨拶がてら、色々サックスとジャズを演奏する事に関して質問ができ、しかも有難いお話をたくさん聞く事が出来ました。Jazz Life誌連載の『わがままサックス哲学』ばりに、とても深いお話が満載でした。notes

例えばセッションに関して… 「セッションに行くなら、自分の中で必ず何らかの結果を残すという明確な目的を持つ必要がある。セッションはそんなに沢山行く必要はない」とか、「セッションでは自分が既に出来ると思った事はするな。その出来る事のプラスアルファを試す場所だ」など。shine

アドリブに関しては、「とにかく、徹底的に基礎を固める事」、「(基礎を固める事を前提に)自分の中で枠を固める事が重要」と仰ってました。

アマチュアと一緒に演奏する機会にいつも感じているそうなのですが、「ジャズ=自由な音楽」という事でとらえ違えていて、あまりにも無茶苦茶な演奏が多すぎると仰ってました。まず、自分の中の基礎的な枠を徹底的に作りこめと。upwardright

あと、川嶋さんがライブでフリージャズの演奏者と競演した時の事で、その時川嶋さんは結構抑え気味なトーンで演奏したんだそうでです。そうしたら、そのライブを観たお客さんに「今日は、フリージャズっぽくピーッ(フラジオね)とやらないの?」と言われたそうです。このお客さんの頭の中には「フリー=ピーッ」となってしまっていて、はたしてそれは「フリーなジャズ」なのか?と思ったそうなのです。

我々アマチュア演奏家は「自由な音楽(アドリブ)=コード・基本を重視しない演奏」としてしまっていて、果たしてそれは本当に自由な音楽なのか?と考えたそうです。基礎を徹底して初めて、他の事ができると強く仰っていました。

そういえば、川嶋さんの演奏は凄く高度な事をやっているのですが、とてもその楽曲のコードや流れに素直に従って吹いてるように感じます。それは、彼の圧倒的な基礎力に裏打ちされたものなのでしょうね。up

最後に結構目からウロコな事を仰ってました。「ビ・バップとはコードやスケールに忠実にソロをとっている時に、逸脱した時に瞬間的に音楽的な修正を行う技」だと仰ってました。我々は逆に「この音を使ってやったら、ブルージーな感じが出る」と考えがちだと思いますが、発想がまるっきり逆だったのが興味深かったですね。演奏する時はその楽曲の進行に忠実であれ!というのが川嶋さんの考え方だそうです。

ライブも去る事ながら、ライブ後のトークもとても刺激的な瞬間でございました。happy01いやー、練習せねば…coldsweats01

| | コメント (12)

いい仕事してますねぇ。

NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:TVサントラ,カヒミ・カリィ,フレッド・フリス,ローレン・ニュートン
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009/05/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日NHKドラマ『クライマーズハイ』の所でも紹介しましたが、なんと今年2月、3月、8月にわたり、全3回を放映するドラマ『白洲次郎』にも、大友良英さんが音楽担当されるとの情報を聞き、早速サントラを購入致しました。notes 

大友さんは、今やフリージャズのミュージシャンというより、現代音楽家といった感がありますが、このサントラにも彼の魅力が遺憾なく発揮された出来になっておりました。sign03

白洲次郎扮する、主演の伊勢谷友介のアップ写真がジャケというのも、インパクト大ですが、作品の内容もとても充実してます。参加しているミュージシャンも、菊地成孔(ts)をはじめ、カヒミ・カリイ(vo)、浜田真理子(vo)、フレッド・フリス(vo)等々…note

大友さんといえば、とても内省的なサウンドを特徴とする作品が多い印象がありますが、この作品はサントラという特性もあるせいか、意外にも開放的な感じがします。up作中の『疾走』なんかは、大友版フュージョンロックか?とまで感じます。大友のギターのカッティング、Tokieのベースライン、植村昌弘のドラミングが、この曲のタイトル通り強烈な疾走感を出し、聴く者を忘我の彼方へ追いやっていきます。happy01

作品では、このサントラの為に結成された、新・旧ONJQメンバーで構成されるスペシャルメンバーの演奏と、脅威のタンゴプログレバンド、サルガヴォの演奏を中心に構成されてます。

あと、今回自分にとって初体験であった、浜田真理子のピアノの弾き語りによる『しゃれこうべと大砲』。歌詞を一言一言丁寧に紡ぎながら唄うところが心地よく耳に響きます。この人のオリジナルアルバムが欲しくなってしまいました。penguin

ところで、こういう才能を音楽担当に起用するNHKというのは凄いですね。今や完全にコマーシャリズムに染まりまくっていて、内容も浅薄過ぎる民放系のドラマなんか、観る気が全く起きないんですが、NHKの作るドラマにはプロフェッショナリズムを感じます。国営放送で予算も民放程なかろうに、ここまでクオリティが高いものを作り上げるというのは素晴らしいです。『クライマーズハイ』も、『ハゲタカ』も良かった!『盲導犬クイールの一生』も映画に先駆けて密かにやってたりしていたのを観ましたが、凄く良かったんですよ。内容が凄く良くて、当時思わず号泣してしまったのを覚えています。crying

昔、どこかの寝ぼけた構造改革派・総務大臣が「NHKも民営化」とほざいておりましたが、もしそうなってしまって、民放みたいにコマーシャリズムと視聴率至上主義に染まってしまったら、こういうクオリティが高い作品は作れなくなってしまうんでしょうね。断固、NHK民営化反対!!おっと、話題が大きく反れました…coldsweats01

| | コメント (2)

週末日記(5/30)

Img10381246137_3   

こんにちは。先週楽器を調整に出した為、先週末は練習できずになりそうだと思ったら、先日何と!楽器を貸していただける人に出会い、練習する事が出来てしまいました!!何とラッキーな!happy01

2週間練習できない事を師匠にメールしたところ、テナーを2本お持ちの方を紹介してもらいました。しかも、カイルベルスのテナーを借りる事が出来ました。カイルの普通のラッカーモデルでございます。note

吹いた感想を言うと、音が抜ける抜ける。bullettrain抵抗感があまり無い印象です。(僕のセルマーSeriesⅡは抵抗感ありありなので)普段中々出難かった倍音もスンナリと出ちゃいました。coldsweats01前にGuardalaを吹いた印象と同じで、ドイツ製造という事もあり、その国民性からか質実剛健で音がカチッと出る印象でした。楽器自体もズシッとした感じで、重量はSeriesⅡとさほど変わらないという印象でした。

2週間途切れる事なく、練習できるのは何て嬉しい事でしょう!!up

追伸: K師匠門下の発表会が来る7月19日に決まってしまいました。曲何しよ…sign02

| | コメント (8)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »