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いい仕事してますねぇ。

NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック NHKドラマスペシャル「白洲次郎」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:TVサントラ,カヒミ・カリィ,フレッド・フリス,ローレン・ニュートン
販売元:EMIミュージックジャパン
発売日:2009/05/20
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先日NHKドラマ『クライマーズハイ』の所でも紹介しましたが、なんと今年2月、3月、8月にわたり、全3回を放映するドラマ『白洲次郎』にも、大友良英さんが音楽担当されるとの情報を聞き、早速サントラを購入致しました。notes 

大友さんは、今やフリージャズのミュージシャンというより、現代音楽家といった感がありますが、このサントラにも彼の魅力が遺憾なく発揮された出来になっておりました。sign03

白洲次郎扮する、主演の伊勢谷友介のアップ写真がジャケというのも、インパクト大ですが、作品の内容もとても充実してます。参加しているミュージシャンも、菊地成孔(ts)をはじめ、カヒミ・カリイ(vo)、浜田真理子(vo)、フレッド・フリス(vo)等々…note

大友さんといえば、とても内省的なサウンドを特徴とする作品が多い印象がありますが、この作品はサントラという特性もあるせいか、意外にも開放的な感じがします。up作中の『疾走』なんかは、大友版フュージョンロックか?とまで感じます。大友のギターのカッティング、Tokieのベースライン、植村昌弘のドラミングが、この曲のタイトル通り強烈な疾走感を出し、聴く者を忘我の彼方へ追いやっていきます。happy01

作品では、このサントラの為に結成された、新・旧ONJQメンバーで構成されるスペシャルメンバーの演奏と、脅威のタンゴプログレバンド、サルガヴォの演奏を中心に構成されてます。

あと、今回自分にとって初体験であった、浜田真理子のピアノの弾き語りによる『しゃれこうべと大砲』。歌詞を一言一言丁寧に紡ぎながら唄うところが心地よく耳に響きます。この人のオリジナルアルバムが欲しくなってしまいました。penguin

ところで、こういう才能を音楽担当に起用するNHKというのは凄いですね。今や完全にコマーシャリズムに染まりまくっていて、内容も浅薄過ぎる民放系のドラマなんか、観る気が全く起きないんですが、NHKの作るドラマにはプロフェッショナリズムを感じます。国営放送で予算も民放程なかろうに、ここまでクオリティが高いものを作り上げるというのは素晴らしいです。『クライマーズハイ』も、『ハゲタカ』も良かった!『盲導犬クイールの一生』も映画に先駆けて密かにやってたりしていたのを観ましたが、凄く良かったんですよ。内容が凄く良くて、当時思わず号泣してしまったのを覚えています。crying

昔、どこかの寝ぼけた構造改革派・総務大臣が「NHKも民営化」とほざいておりましたが、もしそうなってしまって、民放みたいにコマーシャリズムと視聴率至上主義に染まってしまったら、こういうクオリティが高い作品は作れなくなってしまうんでしょうね。断固、NHK民営化反対!!おっと、話題が大きく反れました…coldsweats01

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コメント

お久しぶりです。
ほんと民放のおちゃらけぶりは目に余りますね。
NHKって真面目に作ってる感じがします。
おっしゃるとおり!!
民放化反対です!!

投稿: まいこぶぅ | 2009年6月15日 (月) 04時10分

★まいこぶぅさん

昨日何かのお笑いを見てた時、お笑い芸人とその親が出演して、ネタをやっていました。

そんなんしかネタが無いのか!?と悲しさを通り越して呆れてしまいました。

投稿: 邪頭亭 | 2009年6月17日 (水) 11時23分

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