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2009年8月

ギターの巨星堕つ…

少し時間が経ってしまいましたが。先日たまたまニュースを見て知ったのですが、エレキギターメーカーLes Paulでも有名なギタリスト、Les Paul氏が亡くなってしまいました。享年94歳だそうです。crying

彼の音楽家としての存在を知ったのは、随分昔、J-waveで日曜深夜に細野晴臣氏がやっていた番組『Daisy World』内で何回かオンエアされたのを聴いた時でした。notes

その時聴いたのが、Duke Ellingtonの『Caravan』だったのですが、その超絶技巧さと1940年代のスゥインギーさと、どことなくミニマルで、尚且つ近未来的な雰囲気すら感じるその音楽に衝撃を受けた記憶がありました。sign01

2001年にニューヨークに一週間ばかり一人旅に行った事があるのですが、その時に行きたかったライブの一つが、NYのジャズクラブ Iridiumで毎週演っていたLes Paul氏のライブでした。crying

行きたかった…というのも、NY滞在中、大雪が降ってまして、彼のライブも大雪が降って中止になってしまったんです。ライブ当日、お店の前まで行ったら、お店の人に「今日はライブは中止です… Les Paul氏はNew Jerseyに住んでいるのですが、雪のせいで会場まで移動できないので…」と。事前にお店に電話した時は、今日の
ライブは中止しないって言ってたのに…sweat02

この日は結局その足で、Birdlandへ移動し、秋吉敏子ビッグバンド(勿論、テナーのLew Tabakin氏もいらっしゃいました)を観に行ったんですよね。秋吉バンドはそれで良かったんですが、Les Paul氏を見る事が出来なかったのは、残念な想い出でした。weep

↑の映像は、往年の名コンビLes Paul & Mary Fordの映像です。いいなぁ、この時代の音楽は…notes

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練習できずに鬱々…

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著者:Jim Snidero
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先々週末は嫁さんが友達のお葬式に出席のため、急遽息子と留守番をせねばならなくなり、練習が1日だけとなってしまいました。あぁ、悲すぃぃ…crying

しかも、あんまり乗り気になれず… でも3時間程練習をしました。notes

基礎練は、Jackie Mclean教則本方式のロングトーンの練習→メジャー→マイナー(ハーモニックマイナー)をやった他、久しぶりにDiminishのコード練習をしました。あと、師匠教材のマイナーⅤ-Ⅰ(ハーモニックマイナー→メロディックマイナー)の12key練習と結構ビッシリやりました。happy01

あと、何故か急に思い立って、Jim Snideroの『Easy Jazz Conception』を久しぶり練習しました。(↑のやつは、Intermediateですけど)F Bluesの『Shufflin' in F』、いいですねぇ。ブルースの美味しいフレーズやリックがたくさんあって。覚えよ… この本のデモ演奏、Eric Alexanderがやってますが、上手すぎて聴き惚れてしまいますね。リラックスしてるし、スイング感もあるし。このシリーズのソロってどの曲を聴いても、よく歌ってるソロでいいですね。間を生かすソロって、実は僕を含めたアマチュアが、なかなか上手く出来ない事の一つだと思うので、このソロの習得は凄く有効だと思いました。いつの日かアドリブとは休符も置かず、パラパラ吹くもんだと思い込んでしまってますよね。note

追伸: 先日の発表会の講評のサイトが、師匠のブログにリンクとして貼られてしまいました…coldsweats01

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若干、ほろ苦い思い出

 Battle Jazz Big Band/Fourth Battle Jazz Big Band/Fourth
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最近何故かビッグバンドのCDを買う事が多いです。個人的に凄く懐かしくも好きな曲が入っていたので、思わず買ってしまいました。happy01

サックス奏者吉田治氏率いる、Battle Jazz Big BandのCDです。メンバーは学生時代、山野Big Band Contestに青春時代を捧げたと思われる、学バン出身の若手ミュージシャンを中心に構成されております。リーダーの吉田氏は早稲田のHigh Society Jazz Orchestra 出身のお方。昔、東京Leaders Big Bandのライブを観に行った時にいらっしゃいましたね。このライブの時はテナーを吹いていましたが、アルバムではアルトを吹かれてます。note

あと、このアルバムではT-SQUAREの則竹裕之氏がゲストドラマーとして参加されております。Big Bandに則竹さんって、少し意外な組み合わせですよね。notes(ちなみに高校時代、T-SQUAREは聴きまくってました。)

アルバムは、アップテンポなBig Bandの曲を中心に収録されてます。夏という時期にピッタリですね。山野Contestって来月ですか?コンテスト前に物議を醸しだしそうな一枚ですね。sign03

一曲目にBuddy Richの『Good News』が収録されているのですが、この曲は何を隠そう僕が学生時代に本当にチョビっとだけ在籍していたビッグバンドで初めてやった曲なんですよ。しかも、バリトンで。coldsweats01サックスなんぞ触った事も無い人にやらせる曲じゃないですよ~!と思いながら当時はやってました。 今聴くとこの曲のバリトンのパートは凄くカッコいいです。ビッグバンドに復帰したら、このバリトンのパートは吹いてみたいですね。

結局その当時は、テナーに行きたかったのに、バリトンから離れられそうにもなかったのと、バンドの何だか吹奏楽部的なノリがイマイチ好きになれなく、数ヶ月で辞めてしまいました。その後、ずっとジャズは聴き続けていたものの、実際自分のテナーを手に入れて練習するまでずっと後になってしまいました。…という事で、この曲は若干ホロ苦い想い出もある曲なんです。coldsweats01

二曲目の『Sambandrea Swing』は、昔実家の親父が持っていた、ラテンビッグバンドのオムニバスのCDに入ってたのをたまたま聴いた事があって覚えておりました。Louis Bellson Big Bandが演奏している曲なのですが、カッコいい曲ですよ。聴くだけで譜面難しそうだけど。coldsweats01coldsweats01

四曲目の『Snakes』はBob Bergの曲をビッグバンド用にアレンジしています。国立音大のNew Tide Jazz Orch出身の若手テナー奏者・大郷良知氏のテナーソロ炸裂です。いやー、この人のソロ凄いわ…しかも、若いし。coldsweats01coldsweats01coldsweats01 

あと、トロンボーンパートのユニゾンが冴え渡る、Parkerの『Donna Lee』とか恐ろしいのも収録されてます。coldsweats01coldsweats01coldsweats01coldsweats01

最後の曲『Magic Flea』は、Count Basieの『Straight Ahead』に収録されている、高速ナンバーです。Basieナンバーの中でも好きな曲の一つです。この曲は少し昔かな?明治大学のBig Sounds Societyが演奏していたのを観た事がありました。明治のバンドはBasieの曲を中心に演奏するバンドですが、とてもスイングしてて「この子達、本当に学生か~!?」と驚嘆したものです。coldsweats01coldsweats01coldsweats01coldsweats01coldsweats01



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ご無沙汰しております。

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アップデートが久しくなっておりますが、先週末の日記でございます。coldsweats01



土曜日は午後から仲間内でやっている月一のバンド練習に出かけました。

この日はトランペット、テナーにトロンボーンの新しいメンバーが加わった、3管!!やっぱ3管は迫力がありますねー!気持ちいいです。note 練習した曲は色々多岐に渡りました。Count Basieの『Cute』とか、コンボでは珍しい曲もやりましたし、『The night has a thousand eyes』や『Stella by Starlight』、『Secret love』等のタフな曲も演りました。『夜千』と『Stella~』はマスターしたいなぁ。

後の方で、『The Chicken』も演りました。3管で『The Chicken』はスカッとしますね。セッションの後で、改めてJaco Pastorius Big BandのBob MintzerとMichael Breckerのソロを聴きましたが、改めて上手いなぁー!と思いましたね。 最後はHancock大会になってしまいまして、『Dolphin Dance』、『Maiden Voyage』を演りました。『Dolphin~』は完全にロストしてました。関係者の方々申し訳ございません。

意外にも『Maiden Voyage』は気持ち良かった。替え指とかやって、ジョー・ヘンみたくやったりと。テーマの所、3管でやると気持ちいいですねぇ。モードの曲なので捕らえどころが無くて、これはこれで凄く大変なんですけど。sweat02

バンドのメンバーと飲んだ後、その足で2時間程個人練をしに、近くのスタジオへ… この日は嫁さんと息子が実家に行ってしまったので、一日だけ独身生活でございました。

基礎練でマイナーⅤ-Ⅰの練習を12keyでやりました。Ⅴのところは、Harmonic minor perfect 5th below、ⅠのところはMelodic minorでやるパターンです。happy01

あと、最近基礎練でJackie Mcleanが自身の教則本で掲載しているロングトーンの練習法を取り入れています。(上記リンク)まず、1. High FからMiddle Fまで各々の音をフォルテッシモ、ピアノ、ピアニッシモとロングトーン 2.High FからMiddle Fまで、クレッシェンド→デクレッシェンドでロングトーン 3.Low B♭からLow Dまでを、デクレッシェンド→クレッシェンドでロングトーン というメニューです。特に3.が凄く難しい。でも、これをずっと続けていたら、鍛えられるし、音に自信も付くだろうなぁという感じですね。coldsweats02

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粋でイナセなテナー

Inspiration Inspiration

アーティスト:マックス・イオナータ・クァルテット・フィーチャリング・ファブリツィオ・ボッソ,ジェジェ・テレスフォロ
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発売日:2009/07/08
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先日より気になっていたテナー、イタリアのMax Ionataのアルバムを購入致しました。High Five Quintetでも活躍しているトランペットのFabrizio Bossoとの2管です。note

抽象的、かつ恣意的なコメントで申し訳ないのですが、この人はテクや聴く者を楽しませる術をよく分かってらっしゃる感じですね。sign03

アメリカの最近の一部のテナー奏者なんかはテクニックに走り過ぎて嫌味に聴こえたり、ストイックな方向に行き過ぎたりして(ストイックな内容で収録時間70分強とか)、つまらなくなっているのがチラホラいるのですが、彼は技術と娯楽性のバランス感覚が優れている感じがします。
(所謂、○インク○ャーナル大好きですよ系の、ある種の〝臭さ〟も感じさせません)

作中は彼のオリジナルが中心に構成されていますが、『Love for sale』や『Shinny Stocking』等のスタンダードも収録されております。bud

男性ヴォーカリスト、Gege Telesforoのスキャットとのユニゾンでテーマを吹く、『Hey, Rookie!』もとてもBoppishで楽しいナンバーです。notes

ジャケを見ると、マウスピースはotto linkのslantですかね。リガチャーのFrancois Louisはモロに分かりますけど。

僕の好きなイタリアのテナー奏者Daniele Scannapiecoもそうですが、音色が柔らかいんだけどパワーがある。パンチのあるBossoのトランペットと、いい意味で凄く対照的で聴いてて気持ちがいいです。正に現代に甦るMobleyとLee Morganとの2管編成みたいですね。

楽器はJoe Lovanoも使っているBorganiでした。Borgani、柔らかい音がしていいなー!
でも、日本で新品を買うと、結構高いんですよね。made in Italyだから、ユーロの為替の影響もあるからなのかなぁ。現地で買った方が安かったりして。happy01

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