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粋でイナセなテナー

Inspiration Inspiration

アーティスト:マックス・イオナータ・クァルテット・フィーチャリング・ファブリツィオ・ボッソ,ジェジェ・テレスフォロ
販売元:albore jazz
発売日:2009/07/08
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先日より気になっていたテナー、イタリアのMax Ionataのアルバムを購入致しました。High Five Quintetでも活躍しているトランペットのFabrizio Bossoとの2管です。note

抽象的、かつ恣意的なコメントで申し訳ないのですが、この人はテクや聴く者を楽しませる術をよく分かってらっしゃる感じですね。sign03

アメリカの最近の一部のテナー奏者なんかはテクニックに走り過ぎて嫌味に聴こえたり、ストイックな方向に行き過ぎたりして(ストイックな内容で収録時間70分強とか)、つまらなくなっているのがチラホラいるのですが、彼は技術と娯楽性のバランス感覚が優れている感じがします。
(所謂、○インク○ャーナル大好きですよ系の、ある種の〝臭さ〟も感じさせません)

作中は彼のオリジナルが中心に構成されていますが、『Love for sale』や『Shinny Stocking』等のスタンダードも収録されております。bud

男性ヴォーカリスト、Gege Telesforoのスキャットとのユニゾンでテーマを吹く、『Hey, Rookie!』もとてもBoppishで楽しいナンバーです。notes

ジャケを見ると、マウスピースはotto linkのslantですかね。リガチャーのFrancois Louisはモロに分かりますけど。

僕の好きなイタリアのテナー奏者Daniele Scannapiecoもそうですが、音色が柔らかいんだけどパワーがある。パンチのあるBossoのトランペットと、いい意味で凄く対照的で聴いてて気持ちがいいです。正に現代に甦るMobleyとLee Morganとの2管編成みたいですね。

楽器はJoe Lovanoも使っているBorganiでした。Borgani、柔らかい音がしていいなー!
でも、日本で新品を買うと、結構高いんですよね。made in Italyだから、ユーロの為替の影響もあるからなのかなぁ。現地で買った方が安かったりして。happy01

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ジャズ」カテゴリの記事

コメント

邪頭亭さん

はじめまして。

ブログ「ご近所の日々」へコメントいただき、ありがとうございました。Ionataのテナーは「粋でいなせ」。同感ですね。このアルバムは、今年聴いたジャズのアルバムの中で、最高の一枚でした。Ionataが、120%の力をふりしぼって吹いている感じが伝わってくるところが、大好きです。

それでは、また。

投稿: ヨシカワ | 2009年12月26日 (土) 11時06分

★ヨシカワさん

コメントありがとうございます。
今月の『Jazz Life』(三栄書房)という雑誌の中で、Max Ionataのインタビューが掲載されてました。彼のサックスに対する考え方が出てて、とても興味深い内容でした。

地元で、Steve Grossmanのライブを見に行った時、一緒にプレイする事になったそうで、彼から演奏を絶賛された揚句、hugされたという凄いエピソードが語られてました。

投稿: 邪頭亭 | 2009年12月27日 (日) 07時49分

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