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2009年11月

件の道具の件

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さて、先日の日記でもご紹介した、“Nano Liguid”。早速買ってしまいました!!coldsweats01

実はその前に先週、僕の留守中にケースに入ったサックスを息子が倒してしまうという事件がありました。ケースの中のクッションがとてもいいので、楽器自体は問題が無かったのですが、少し不安もあって、土曜日にいきつけの楽器屋に診てもらいましたが、全く問題はありませんでした。weep

前の調整から3~4ヶ月位時間が経過しているので少しだけ調整してもらい、帰ろうとした瞬間にお店に例のこの商品が売られているのに気づき、0.5mcの少量だけ買って試してみる事にしました。fuji

土曜日の練習の時に早速、ネックと楽器のジョイント部分と、締めネジ、あとはサムフックをつけるネジに塗布してから、吹きました。

そうしたら、お世辞ではなく本当に音が良くなりました。吹奏感が改善されました。今まで中音のD辺りに少しだけノイズが入っていたのですが、これを塗って思いっきり改善。ノイズが全く無くなりました。そーかー!これで解消されてしまったのねー!wave

こんなに書くと、出演者のリアクションが大袈裟な通販番組みたいですけど。sweat02

でも、頻繁に使うのは気がひけるので、発表会の時とか等の勝負所で使おうかと思いました…note

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練習は続くよどこまでも…(11/21~23)

先日の連休中は日曜日にレッスン+セッションだった他は、夜に個人練習をしたという感じです。

練習メニューはいつもの通り…+αでございます。
Mcleanの教則本(ロングトーン、Major、minor、Augment、Diminish)と練習した後、Half-Whole Diminish Scale(邦名:コンビネーションオブディミニッシュスケール)とWhole Tone Scaleを練習致しました。

さらに師匠中級教材のMelodic minor scaleのパターン3種類をany key、Ⅴ-Ⅰのパターンをany keyの他、Syncopated ClockをC、F、B♭、E♭、G、D keyで移調練習致しました。

基礎練をやっているとあまりにも膨大な内容で、結構ヘロヘロになってしまうのですが、ここ暫くはこのペースでこのメニューで練習した方がいいなと思いつつやってます。

師匠の教材の巻末を見ると…ダイアトニックスケール上のIonian、Dorian、Phrygian…などのスケールで、各々any keyの練習のリストもあったりするのですが、こりゃ基礎練は本当に長い目で見ないといかんですね。自分がサックスを辞めない限り、この練習はしないといけなさそうです。

セッションでは“Night in Tunisia”、“Doxy”を演りました。Tunisia、テーマがやっぱ難し…

“Doxy”はブルーノートスケール一発でソロをとりましたが、楽しいですね。使っているうちに7度♭や5度♭の効果的な使い方やコツが分かってきて面白いです。

最後に、関係ないですけど、凄い映像を発見したので、ご報告致します。↑のYou Tubeをご覧下され。今から20年前はこんな贅沢なイベントがあったのですね。Orient Financeという会社が協賛していた、Japan Jazz Aidという日本武道館で行われたコンサートです。 これ以外にも、3ビッグバンドのメンバー合同で演奏する映像とか、盛りだくさんなんですけど、当時はジャズに大きな投資をする企業が結構あったんだな?と驚いてします。

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師匠とのレッスンでの出来事(11/15)

日曜日は師匠レッスン。Cole Porterの“I love you”のテーマと“Love me tender”のテーマをany keyで練習。曲を覚える時はコードの度数を覚え、ちゃんとany keyでアドリブも出来るように!と… 嗚呼、道程は長い…coldsweats01

“I love you”をCのキーに直した譜面をネタにコード分析。「この曲は気分の明るい・暗いを見事に曲のコードに落とし込んでいる」との事。最初の数小節はⅡ度マイナー♭5th-Ⅴ度ハーモニックマイナーPerfect 5th belowと進行していて、その後通常だったらマイナーⅠ度に解決する筈なのにも関わらず、メジャーに解決。そして、前半のマイナー感が醸し出されつつ、後半のBメロの所で一気に長3度上がり、メジャーキーに。曲調の雰囲気が一気に明るくなると。歌詞を見たら、もっとこの感じが表現されているんだろうなぁと想像出来るような曲ですね。notes

師匠にも教えてもらったのですが、Cole Porterと言う人、物凄く波乱万丈な人生を生きてきた方なのですね。幼少からヴァイオリン、ピアノと習い、イェール大卒→ハーヴァード大卒→作曲家の道を歩む。私生活ではバイセクシャル(!)という事実の他、落馬で負傷した右足が化膿し、最後はその足を切断をしたという…shock

こんなハチャメチャな人生を生きた人間だからこそ、表出される美しさという物があるのですね。常人ではとても真似できない人生です…fuji

上映像)師匠も共演歴があり、敬愛される故世良譲Trioによる、気品ある演奏です。

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本格復活を願います…

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昨晩、久しぶりにこのアルバムを聴きました。このアルバムがリリースされた当時購入致しました。昨日は久しぶりに聴きました。日本のジャズシーンに彗星の如く現れ、ご自身の体調不良による療養のため、暫くシーンからは離れていたようです。

昨年辺り、都内のライブハウスで復活したか…!?という情報がありましたが、ウェブサイトを見たら、今年の春先から再度体調を崩されたようで、11月にようやく退院されたそうですね。

他のメンバーはCyrus Chestnut(p)、George Mraz(b)、Billy Drummond(ds)という超豪華メンバーなのですが、超ベテランリズムセクションを向かえて、全く動じる事もなく、堂々とした演奏でございました。

『In your own sweet way』、『Relaxin' at the Camarillo』、『Rhythem-a-ning』などのスタンダードの他、オリジナルを演奏。

この作品の最後は、Cannonball AdderleyとJohn Coltraneが演奏したアルバムも存在する『Stars fell on Alabama』というバラードなのですが、じっくり聴かせ
てくれます。

本作では山田さんはずっとアルトだけを吹いてます。ソプラノとかフルートとか等に浮気をせず、ずっとアルトです。このアルバムの収録時間は一時間超にも及びますが、全く飽きさせない内容でございました。

それにしても、驚いたのが彼の音色です。本当に誰の音のタイプにも似てません…
昨今のアルト吹きは、どうしてもKenny Garrettの呪縛が離れないのかな…!?という人が多いのですが、彼は全然違いますね。

それに、フレージングやタンギングが、正確無比な上にスピード感が凄い。ピッチの良さも際立ってます。

彼の1st Album “Blue Stone”を持ってないのですが、これを機に買おうかと思ってます。本格復帰して、ライブに出てくるようになったら、是非聴きに行きたいものです。 

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練習日記(11/7・11/8)

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最近、練習日記をすっかりアップしてませんが、週末はしっかりと練習しております。
先週末は土日各々3時間ずつ練習しました。note

基礎練はいつもの通り、Mcleanの教則本のウォームアップから(ロングトーン、Major
スケールとHarmonic minorの上降・下降、Majorコードとminorコードの上昇・下降、AugmentコードとDiminishコードの上昇・下降)練習。あと今回はMajorコードとminorコードの第一転回形と第二転回形を練習。up

最近読んだブログで、やはり転回形をしっかり練習しないと、コードに対してすぐ反応が出来ないと書いてありました。この練習をしないと、リックやフレーズだけしか使えないプレーヤーになってしまうと。gawk

後、メジャーのⅡ-Ⅴ-Ⅰのフレーズを3つ程、12keyで半音ずつ上昇の他、師匠教材のminorフレーズ数種類を練習。

曲練は『All of me』の他、金曜日に触発されてしまった『On the green dolphin street』を練習。テーマとコード進行を覚えました。早くこの曲をモノにしたい!!up

あと、この日は『Night in Tunisia』に取り掛かり始めました。こう見ていると、結構、練習詰め込んでるなぁ…sweat02

ところで、最近たまたまウェブを見ていたら、見つけてしまいました。(↑写真)この販売店のサイトに出てるプロの方のコメントだけでなく、他の人のブログとかでもこの商品を絶賛しておりました。これをサックスのネジの部分などに塗布をすると、音がしっかり伝わり、音のロスがなくなるんだそうです。本当だろうか…!?誰か使った事がある人いますsign02

商品URL: http://www.b-air.jp/jp/products/nano-liquid-st/

絶賛しているサイト: http://blue.ap.teacup.com/oohorisaxlab/316.html    

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ライブレポート(11/6)

MY SPANISH KEY MY SPANISH KEY

アーティスト:菊地康正
販売元:What’s New Records
発売日:2006/04/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先週金曜日は久しぶりに師匠である菊地康正のライブを観に行きました。happy01
メンバーと曲目詳細は下記の通り。師匠は最近今まで使用されていた黒のKeilberth
のテナーを手放し、別のKeilberthを手に入れたらしく、音がよりスモーキーになっておられました。note

メンバー: 菊地康正(ts,as,fl)、稲里ひろみ(vo)、生田幸子(p)、愛川聡(g)、菅原正宣(b)、竹下宗男(ds)

【1st stage】
“Felicidade”、“Autumn Leaves”、“Five Island country”、“I'm fool to want you”、“On the sunny side of the street”

【2nd stage】
“私の銀の笛”、“Star Dust”、“On the green dolphin street“、“月の沙漠“、“Spring wind”、“Over the Rainbow”

【3rd stage】
“Airgine”、“砂の器(千住明)”、“Spain”、“La Galaxia”、“Samba Tokyo Yokohama”

曲目は上記の通り、スタンダード有り、ボサ・ノヴァ有り、ショーロ有り、日本の曲有り、オリジナル有りと内容が盛りだくさんでございました。up

中でも注目だったのは、少し昔に放映されていたドラマ“砂の器”のテーマ。噂には聞いておりましたが、この日ようやく聴く事が出来ました。師匠はフルートを持ち替えてジャズアレンジで演奏。僕もこのドラマは観てて、千住明氏作曲によるこの音楽が結構印象深かったので、この選曲はちょっと驚きました。ジャズアレンジだと、また違った良さがありますなぁ。というか、いい曲はいい曲と認めて、ご自身のバンドの楽曲に入れてしまう師匠は凄いなぁと思いました。notes

“Stardust”、“I'm a fool to want you”などのバラードは、さすが師匠といった感じでしたね。fuji

今回のライブはセッションコーナーも有りという事で、サックスの元門下生の方が“On the green dolphin street”、フルートの門下生の方が“Spain”で参加されました。実は僕もブルースで一緒に演らない?と師匠より、とても有り難いお誘いがあったのですが、諸事情があり、現在平日に外へ楽器を持っていくのが至難の業だった事もあり、お断り致しました。ちょっと惜しかったかな…(泣)でも、プロのあんな超豪華メンバーと一緒に演奏したら、気持ちいいだろうなぁと思ったりしてしまいました。(いや、実際やったら、足が超ガクガクになるでしょうけどcoldsweats01)

“On the green~”は参加した方がとても上手くて、完全に影響を受けちゃいました。翌日の練習は自分も練習しちゃったりしてしまいました。up

ジャズのバンドで、アコースティックギターが入る編成って結構珍しかったりすると思いますが、師匠のバンドはうまくギターが溶け合っていて、一つのバンドとして完成している感がありました。そのギターの愛川聡さんは何でも弾ける方で驚きました。スパニッシュやラテン系の曲を凄く得意とする感じですが、スタンダードもじっくり聴かせてくれます。note

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ライブレポート(10/30)

サックス&ブラス・マガジン 超絶テナー・サックス ザ・スコア (CD付き) サックス&ブラス・マガジン 超絶テナー・サックス ザ・スコア (CD付き)

著者:佐藤 達哉
販売元:リットーミュージック
Amazon.co.jpで詳細を確認する

久しぶりにライブレポートです。ついに念願の春日町Lady Dayに行く事ができました。今まで近くて遠い所にあったこのお店。9月に引越しをしてから、一気に行き易くなりました。ご近所にこういうお店があるのは嬉しい限りです。happy01

メンバー: 佐藤達哉(ts,ss)、平田フミト(p)、八月薫子(vo)

この日はスタンダード中心に2ステージの演奏でございました。各々前半にサックス+ピアノのDuoでの演奏。後半に3~4曲程、お店の方である八月薫子(vo)が参加されてTrioになります。notes

まず、佐藤さんは「アメセル使い」という印象が強烈だったのですが、テナーが銀色…ライブの後に聞いてみたら、ご自身もプロモーションされているCadesonを使ってらっしゃいました。Cadesonの最高機種だそうです。ソプラノもアンラッカーのCadesonでしたね。 <マウスピースは以前ウェブサイトで見た事があるのですが、恐らく○堀サックス研究所さんのカスタムメイドのメタルのマッピじゃなかろうかと。note

音はクラシックの音のような綺麗で突き抜けるような音色。しかも、サブトーンを効かしてもJazzyな音もいい。実に佐藤さんのプレイスタイルに合ったセッティングだなぁと思いました。fuji

結構お酒を飲んでしまったので、曲名及び曲順などは超ウロ覚えでございますが。印象に残った曲をいくつか挙げます。

“Triste(Jobim)”、“On the green dolphin Street”、“Bye bye blackbird”
、“Just in time”、“Left Alone“、“The days of wine and roses”、“Heaven(Duke Ellington)”、“Bud Powell”(Chick Corea)、“In your own sweet way”(Dave Brubeck)等々…

佐藤さんはやはりコンテンポラリー向けの曲で威力を発揮しそうな感じでしたね。“On the green dolphin~”や“Triste”、“Bud Powell”等はフラジオ出しまくりの圧倒的な演奏でございましたが、“Heaven”や“Left Alone”などのバラードも素晴らしい。確か両方共倍テンでソロをとってらっしゃいましたが、凄すぎました。coldsweats02

…かと言いつつ、“blackbird”や“酒バラ”等のスタンダードナンバーも素晴らしい。tulip

ピアノのお相手が平田フミトさんという、東京マンボパノラマボーイズにもいら
っしゃった方だそうなのですが、ラテンナンバーはもちろんの事、スタンダードやブルースナンバーも強烈なグルーブ感をお持ちでした。
ピアノタッチは完全にバッパーでしたね。“Bud Powell”の時なんかは正にBud Powellが乗り移っているかのようでした。

各々のステージで後半に参加の八月薫子さんはとても品のある声質で“Just in time”、“酒バラ”を聴かせていただきました。karaoke

ライブ後、お店の方や常連さん、佐藤さんを初めミュージシャンの方とお話する
事ができ、本当に色々な話をする事ができました。ハッキリ言ってブログには公開できないようなお話も色々聞く事が出来ました。coldsweats01

皆さん承知の通り、佐藤さんは大のMichael Brecker好きのミュージシャンとしても有名。ニューヨークで行われた彼のお葬式にも参列されたようです。その時の模様を話してくれたのですが、凄い事が行われていたようです…!!(とてもブログには書けませぬ…)

あと、佐藤さんのご子息とMichael Brecker氏が一緒に映っているお写真とか見せて貰ったりしちゃいました。Michaelのその表情がいい事!lovely

僕は10年前位にMichael Breckerがブルーノート東京にQuartetで来た時に観に行ったのですが、その時アンコールで『枯葉』をやったんですよ。佐藤さんにその話をしたら、佐藤さんもそのライブを当然観に行っていたらしく、「あぁ、あれはピアノのJoey Calderazzoのアレンジでしょ?」と覚えていらっしゃいました。さすがですっ!!

久しぶりのライブにも関わらず、超贅沢な時間を過ごす事が出来ました~!

そういえば、佐藤さんにもお聞きしたのですが、今月末リットーミュージックの「超絶シリーズ」(上の写真)で佐藤さんの教則本が出版されるみたいですね?また、制覇できない教則本が積読される可能性が…恐らく購入してしまうでしょう。coldsweats01

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