« 束の間の独身生活②(2/14) | トップページ | 興奮の日の前夜… »

壮絶なシーツオブサウンズ

ども。久しぶりのアップデートです。happy01

今週の火曜日、同サックス道場門下の方とBlue Note東京にBranford Marsalisを観に行ってきました。
いやー!とにかく凄かった。演奏も凄かったけど、この日の突然の雪も凄かった!少し長くなりますが、レポします。up

【メンバー】

Branford Marsalis(ts,ss,as)、Joey Calderazzo(p)、Eric Revis(b)、Justin Faulkner(ds)

最初の曲はマニアックなBranfordファンとしては嬉しい選曲でございました。Jeff "Tain" Wattsのリーダーアルバム『Bar Talk』に収録されている“Mr. JJ”でした。アルバムではMichael Breckerとの凄まじいバトルが繰り広げれてます。この曲での演奏では、完全にサックスマシーンと化している位の凄まじいソロでございました。fuji

二曲目はもしかしたら違うかもしれないのですが、ニューアルバム『Metamorphosen』に収録されている“Sphere”?を演奏。オリジナルナンバーですが、どこかMonkっぽいテーマが特徴の曲では、Branfordは、Sonny Rollins“Alfie's theme”のテーマをソロに入れるユーモアも見せるソロを展開。note

次の曲は同じく、『Metamorphosen』に収録されている“The blossom of parting”は、ピアノのJoey Calderazzo  とソプラノで演奏。最近のBranfordのオリジナルの曲の特徴でもある、クラシックの小曲風なジャズナンバーでございました。このステージでソプラノを演奏したのはこの曲のみでしたが、そのソプラノの音色の綺麗な事、綺麗な事。shine

バップナンバー“52nd street theme”では、また凄まじいブロウイングでございました。
この曲は循環のナンバーですが、あまりにもトリッキーなフレーズの応酬で、ベースラインを追っていかないと、どこを吹いているのかさっぱり分からなくなる位凄い演奏でした。

僕らが座っていた後ろの席に、アルトの多田誠司さんと5日にピアノで参加された片倉真由子さんがお客として座っていましたが、気がつくと多田さんがおもむろにアルトをケースから出してらっしゃる… まさかとは思いましたが、なんとアンコールの時、Branfordと“Donna Lee”を演奏。Branfordはアルトに持ち替えて演奏しました。おぉ、すげー!多田さんはバップフレーズを中心にソロをとっておりましたが、Branfordはクラシックのエチュードみたいな8分音符の羅列のようなソロをとっており、好対照なソロでございました。いやー!贅沢な瞬間!up

今回のライブではドラムのJeff "Tain" Wattsが参加していなかったので、実は少しガッカリしていたのですが、今回のバンドに参加していたJustin Faulknerのプレイ(↑のYou Tube参照)を聴いてビックリ。彼はJeff "Tain"に較べても全然遜色が無いぐらいのプレーヤーでした。しかも、バークリーに入りたての18歳とは… 音の粒が一つ一つハッキリと聴こえるようなドラミングが特徴的でございました。将来が楽しみですなー!penguin

Branfordはラバーのマウスピースが出す音とも、メタルのマウスピースが出す音とも言えない感じの不思議な音色をでございました。前にライブを観た時は、黒のガーデラにマッピも恐らくメタルのガーデラというゴリゴリのセッティングだったので、そのイメージがありましたが、いい意味で結構期待を裏切られました。happy01

ソロについては基本的には8分や16分音符を高度なエチュードのようにゴリゴリと組み立ててるのが特徴なのですが、いきなりDiminish丸出しなフレーズを吹いたりと、やりたい事が結構ハッキリした演奏だと感じました。エキサイトして、フラジオだとかオルタネイト・フィンガリングとかなどの技術は意外にも少なく、中音域・低音域の音域でゴリゴリと怒涛の如くソロをやっているのが印象的でした。wave

|

« 束の間の独身生活②(2/14) | トップページ | 興奮の日の前夜… »

ライブ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
Branford Marsalisのライブにいかれましたか!

邪頭亭さんのライブ実況は分かりやすくって 行っていないのに行ったような気になりますよ。

今回のライブもかなり贅沢なものだったようですね。
多田さんとのアンコールでの絡みも ライブ的にオイシイですよね。

やっぱり東京の夜は熱いなあ・・・!

投稿: rutiler | 2010年3月13日 (土) 10時41分

★rutilerさん

コメントありがとうございます。

>邪頭亭さんのライブ実況は分かりやすくって 行っていないのに行ったような気になりますよ。

いやー!そう言ってもらえると嬉しいですねー!
ライブレポって、結構難しいですよね…

オイシイライブの演出ですが、昔NYに貧乏一人旅に行った時に、Village Vanguardへライブに行きました。そうしたら、Gary BartzのライブにアンコールでKenny Garrettが来たという凄いのがありましたね。あれはビックリしました。

投稿: 邪頭亭 | 2010年3月14日 (日) 11時46分

こんばんは~♪

よく解って聴いてらっしゃるので
レポもとても充実していて読み応えありますね!
たぶん私なら
凄かったです!♪で、まとめてしまいそうです(汗)

>多田さんがおもむろにアルトをケースから出してらっしゃる…

これまさに、まさか、、って状況で
その、まさかが、まさかで無くなるって、
そんな事もあるのですね。良いステージご覧になれましたね♪

投稿: anne | 2010年3月16日 (火) 00時38分

こんにちは♪

ほんとにanneさんのおっしゃる通り、読み応えある、勉強になる記事です。これからも期待してま〜す!

実はちょうどこの日、「寒いので(^^;)」予約をキャンセルしたんですよ、自分。(BNTのポイントためた招待券だったんで、キャンセルは無料でした)

まだBradfordは生で聴いたことないです。後日、片倉真由子さんに会ったら、共演した5日のこと「凄く楽しかった〜」と言ってました。まだ交通事故の足の傷も癒えず「10日前に突然」連絡が来て「リハは15分」(^^;)だったそうです。

多田さんも参加とは、いい日に行かれましたね!

投稿: うらら | 2010年3月16日 (火) 15時25分

あ、Branford Marsalisの綴り間違ってます。m(_ _)m

投稿: うらら | 2010年3月16日 (火) 15時26分

★anneさん

コメントありがとうございます。
実はブルーノートのアンコールシリーズ、昔も一回体験した事があります。
小曽根真さんのtrioのライブの時に、tbの向井滋春さんが参加されました。
あれも凄かったですよー!

投稿: 邪頭亭 | 2010年3月17日 (水) 19時30分

★うららさん

そうだったんですかー!当日は雪でも結構お客が集まってましたね。
東京公演最終日の2nd Stageってのもあったからでしょうね。

片倉さんとの絡みも観たかったですね。彼女、交通事故に遭ったんですか?
10日前noticeの、15分リハだけでプレイが出来るとは… さすがプロですね。sweat02

投稿: 邪頭亭 | 2010年3月17日 (水) 19時34分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 束の間の独身生活②(2/14) | トップページ | 興奮の日の前夜… »