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また熱いバップ野郎達がやってくれた

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前のレビューから遅くなりました。
先日、待望のMax Ionata(ts)の新譜…coldsweats01 もとい。Roberto Gatto(ds)の新譜がリリースされたので、購入致しました。レビュー致します。独断と偏見でMax Ionata評になってしまいますが、ご理解を… 勝手ながら、一部、ブログ仲間ヨシカワさん式にタイムカウンタ表示をしてみたいと思います。(勝手に借用させていただきました。申し訳ございません)note

前回のShelly Manne(ds)に捧げたオマージュ作“Remembering Shelly”の続編ライブ盤でございます。Shelly Manneがライブ盤“Complete Live at the Blackhawk”で演奏した曲を中心に演じているようですね。Marco Tamburini(tp)との二管ハードバップアルバムです。全体的にはMax Ionata(ts)がバップ節全開で朗々とブロウしまくっております。いやー!最高っっsign03

一曲目はいきなりのスタンダード“Speak Low”。
先日、某プロの方に教えてもらったアドリブのコツなんですが、アドリブには①あるモチーフを発展させて演奏するアプローチ と ②ラインを繋げてコード感を出すアプローチとに大きく分かれるという事を教えてもらいました。その典型的な巧者として、Hank Mobleyを彼は挙げておりましたが、Max Ionataも正にこのタイプだと思いました。この曲のソロはそれを良く表現している感じです。もちろん、バップ節はいつも通り炸裂しております。一曲目から10分弱の収録時間なのですが、全く飽きが来ません。up

三曲目の“Eclipse of Spain”はテーマがなかなかユニークな曲。Max Ionataは静かにソロに入りますが、(タイムカウンタ: 6:27)辺りから徐々にスピードをシフトチェンジして行き、(タイムカウンタ: 7:20)から最高潮に達します。トランペットとの8バースもカッコいいなぁ。shine

四曲目はしっとりと“Blue Daniel”。トランペットとの美しいアンサンブルを魅せます。しっとりしたバラードなのに、Max Ionataは熱く、速いパッセージのフレーズを吹き倒します。notes

最後のリズムチェンジの曲“Sette X Sette ”はThelonious Monkの曲のテーマのような曲です。Max Ionataはここでも静かに入り、徐々にスピードアップして行きます。(タイムカウンタ: 1:48)では彼のプレイでは珍しいグロウルトーンでユーモラスなソロを吹きます。(タイムカウンタ: 2:21)付近から一気にギアチェンジ!!ブラボー!ビバップ!状態へ聴く者を連れていってくれちゃいます。Luca Mannuntza(p)のソロもブルージーでいいですなぁ。fuji

地球に生まれてよかったー!(祝・織田裕二結婚)

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コメント

何か、とっても良さげなCDですね。

ここひと月ぐらいは、ウェインショーターに夢中なんだけど、先日"Yes or No"の音源を探していたら、Max Ionataのが出てきて、テーマの途中でリズムチェンジなんかがあって、格好良かったですよ〜。

投稿: くるりん☆もち | 2010年8月26日 (木) 06時39分

へぇ。“Yes or No”もやってるんだねぇ、Max Ionata。
彼が参加するアルバムがまた9月にリリースされるらしいよ。楽しみ、楽しみ!

投稿: 邪頭亭 | 2010年8月26日 (木) 10時36分

邪頭亭さん、こんにちは。

タイムカウンタ仲間ですね(笑)。おー、このタイミングで、邪頭亭さんの気持ちは盛り上がっているのかと、楽しく読ませもらいました。

昨日、CDショップを覗いたらShelly Manne & His Men at the Black Hawkの1集と2集があったので、元ネタを聴いてみようと思って購入しました。Shelly Manneを買うのは初めてです。
第1集には、Blue Danielが2テイク収録されていました。元ネタもかっこいい演奏ですよ。Richie Kamucaというテナーマンを聴くのもこれが初めてですが、Ionataと通じるところのある、太くて柔らかい音色で、とってもいいです。

投稿: ヨシカワ | 2010年8月27日 (金) 19時00分

★ヨシカワさん

こんにちは。コメント有難うございます。
これから、ヨシカワさんと同じアルバムレビューの時はタイム
カウンタ方式でレビューしますね。お互い、楽しみ方の比較も
あって、面白そうですし。次回は9月発売のIonataのリーダー
アルバムですかね。

Richie Kamucaというのは、West Coast系のテナー奏者ですね。
Shelly Manneのオリジナル盤もとても良さそうですね。僕も探して購入してみます。

投稿: 邪頭亭 | 2010年8月29日 (日) 20時50分

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